1983-08-10 第99回国会 衆議院 法務委員会 第2号
(フランスのヴァレー事件について安倍治夫検事著「新刑事訴訟法における均衡と調和」二二六頁参照)」こうあるのです。 実は私もある人からこの本をもらったのです。名前は言いませんけれども、ある先輩からこの本をもらって、よく読んでみろと言われたのです。とにかく非常にむずかしくてよくわからなかった。
(フランスのヴァレー事件について安倍治夫検事著「新刑事訴訟法における均衡と調和」二二六頁参照)」こうあるのです。 実は私もある人からこの本をもらったのです。名前は言いませんけれども、ある先輩からこの本をもらって、よく読んでみろと言われたのです。とにかく非常にむずかしくてよくわからなかった。
「法務省の総合研究所教官だった安倍治夫検事は、現在の検察官や検察制度の批判を「中央公論」に書いて、函館地検にとばされた。中垣法相は「けっして左遷ではない」と否定しながら「意見を述べる場合は、上司の同意を得てからにすべきだ」と非難している。いずれも、部内の内情をもらされたのが、たいへん気にさわったらしい。」、なかなかいいことを言っているのです。
○猪俣委員 実は御答弁を聞いてたいへん安心したのでありますが、多少私が心配いたしましたのは、この再審問題につきまして最も熱心で、しかもりっぱな、再審問題に関する卓抜なる意見を持った書物をあらわされておりますところの安倍治夫検事が、何か左遷されたような印象を実は受けるわけでありまして、さような法務省の空気、したがって検察官の空気だというと、これはどうも少しあぶないのじゃなかろうかというて、実は再度質問
たまたま昭和三十四年の秋でございますが、法務省の安倍治夫検事が、がんくつ王吉田石松氏を同伴いたしまして、日本弁護士連合会に来会せられ、吉田石松の訴えるところを聞き取ってもらいたいということでございました。たまたま私は第一部長でありましたので、この案件は第一部会で調査することになりました。
これは私どももいろいろ研究したいと、こう思っているのですが、今のこの問題に関連をして、安倍治夫検事ですね、この人がいろいろ活躍したわけですが、これは国会へ、ことに再審の小委員会へ呼ばれたときに、法務省でストップをかけた、出ちゃいけないというようなことを言ったといわれている。現実に十五日には出席をしたけれどもそこでやらなかった、こういう経過がありますね。それはどういう経過なんでしょうか。
幸いにしてこの著者でありまする安倍治夫検事がかつてグリュック氏の門下におりまして、教えを受けたことがございます。